“せんりやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:センリヤウ
語句割合
占領40.0%
千兩40.0%
專領20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
早い話が、此の家にしても然うじやないか、三軒の棟割むねわり長屋を二軒まで田舎者に占領せんりやうされてゐる。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
本來ほんらいなら、別行べつぎやうしたゝめて、おほい俳面はいめんたもつべきだが、惡口わるくち意地いぢわるいのがぢき近所きんじよるから、謙遜けんそんして、二十字にじふじづめのなかへ、十七字じふしちじ割込わりこませる。いはく、千兩せんりやう大禮服たいれいふく土用干どようぼし
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
さうして、たつた一人ひとりおほきな食卓しよくたく專領せんりやうして、はじめからさら/\と茶漬ちやづけおとをさせた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)