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千兩
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せんりやう
ふりがな文庫
“
千兩
(
せんりやう
)” の例文
此
(
これ
)
を
見
(
み
)
ると、
私
(
わたし
)
は
富札
(
とみふだ
)
がカチンと
極
(
きま
)
つて、
一分
(
いちぶ
)
で
千兩
(
せんりやう
)
とりはぐしたやうに
氣拔
(
きぬ
)
けがした。が、ぐつたりとしては
居
(
ゐ
)
られない。
改札口
(
かいさつぐち
)
の
閑也
(
かんなり
)
は、もう
皆
(
みな
)
乘込
(
のりこん
)
だあとらしい。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
本來
(
ほんらい
)
なら、
別行
(
べつぎやう
)
に
認
(
したゝ
)
めて、
大
(
おほい
)
に
俳面
(
はいめん
)
を
保
(
たも
)
つべきだが、
惡口
(
わるくち
)
の
意地
(
いぢ
)
の
惡
(
わる
)
いのがぢき
近所
(
きんじよ
)
に
居
(
ゐ
)
るから、
謙遜
(
けんそん
)
して、
二十字
(
にじふじ
)
づめの
中
(
なか
)
へ、
十七字
(
じふしちじ
)
を
割込
(
わりこ
)
ませる。
曰
(
いは
)
く、
千兩
(
せんりやう
)
の
大禮服
(
たいれいふく
)
や
土用干
(
どようぼし
)
。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
兩
部首:⼊
8画
“千兩”で始まる語句
千兩凾
千兩箱