“せうび”の漢字の書き方と例文
語句割合
焦眉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『や、や、あの旗(はた)は、あの艦(ふね)は。』とばかり、焦眉(せうび)の急(きふ)も忘(わす)れて跳(をど)り立(た)つ、私(わたくし)も急(いそ)ぎ其(その)方(ほう)に眼(まなこ)を轉(てん)ぜんとしたが、時(とき)既(すで)に遲(おそ)かつた。
不時(ふじ)の大騷動(だいさうどう)に、愕(おどろ)き目醒(めさ)めたる春枝夫人(はるえふじん)は、かゝる焦眉(せうび)の急(きふ)にも其(その)省愼(たしなみ)を忘(わす)れず、寢衣(しんい)を常服(じやうふく)に着更(きか)へて居(を)つた爲(た)めに、今(いま)漸(やうや)く此處(こゝ)まで來(き)たのである。見(み)るより私(わたくし)は