“すみなれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
住馴50.0%
住狎50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仕舞しまひ住馴すみなれ京都みやこあとになし孤子みなしごかゝへて遙々はる/″\あづまそらおもむ途中とちう三州迄は來たれどもほとん困窮こんきうせまり餘儀なく我が子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しやしいよ/\明日の早天さうてん出立しゆつたつ致す故御暇乞いとまごひに參り候なりと村中へ暇乞にまはれり此時寶澤はやうやく十四歳の少年なり頃は享保きやうほいぬ年二月二日成し幼年えうねんより住馴すみなれし土地を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
なし父母のはか參詣さんけいし夫より村長上臺憑司かみだいひようじ方へ行き妻子のことをたのみ置き其日住馴すみなれたる寶田村を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
少童二人召具シテ住狎すみなれタル玉ノ床ヲ立出、行衛遥カニ忍ビ給フ、後見ノ男天王寺ノ辺マデハ付タリシガ、其ヨリヤガテ立帰たちかへり、トリ物シタヽカニシテ行方知ラズ成ニケル
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)