“しょうしょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
焦触33.3%
粧飾33.3%
小食16.7%
少食16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて附近にある黒山こくざんの強盗張燕ちょうえんだとか、冀州の旧臣の焦触しょうしょく、張南などというやからも、それぞれ五千、一万と手下を連れて、続々、降伏を誓いに出てくる者が、毎日ひきもきらぬほどだった。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
温室内にあるタイヨウベゴニア(大葉ベゴニア)は、大なる深緑色葉面しんりょくしょくようめん白斑はくてんがあって、名高い粧飾しょうしょく用の一種である。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
「もうおしまい。あなた近頃ちかごろ大変小食しょうしょくになったのね」
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
顔色かおいろ蒼白あおじろく、姿すがたせて、しょっちゅう風邪かぜやすい、少食しょうしょく落々おちおちねむられぬたち、一ぱいさけにもまわり、ままヒステリーがおこるのである。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)