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さよあらし
ふりがな文庫
“さよあらし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
小夜嵐
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小夜嵐
(逆引き)
火鉢
(
ひばち
)
の
火
(
ひ
)
は
黒
(
くろ
)
く
成
(
な
)
りて
灰
(
はい
)
の
外
(
そと
)
に
轉々
(
ころ/\
)
と
凄
(
すさ
)
まじく、まだ
如月
(
きさらぎ
)
の
小夜嵐
(
さよあらし
)
引
(
ひき
)
まどの
明放
(
あけばな
)
しより
入
(
い
)
りて
身
(
み
)
に
染
(
し
)
む
事
(
こと
)
も
堪
(
た
)
えがたし、いかなる
故
(
ゆゑ
)
とも
思
(
おも
)
はれぬに
洋燈
(
らんぷ
)
を
取出
(
とりいだ
)
してつく/″\と
思案
(
しあん
)
に
暮
(
く
)
るれば
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
小夜嵐
(
さよあらし
)
とぼそ落ちては堂の月
信徳
(
しんとく
)
芭蕉雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
轟
(
ど
)
ッ——と一わたり、
小夜嵐
(
さよあらし
)
が
屋棟
(
むね
)
を鳴らして過ぎる。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
さよあらし(小夜嵐)の例文をもっと
(6作品)
見る
“さよあらし”の意味
《名詞》
さよあらし【小夜嵐】
夜に吹く強い風。夜の嵐。よあらし。
(出典:Wiktionary)