“さじき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
桟敷82.5%
棧敷15.4%
觀棚0.7%
我觀棚0.7%
棚0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「死顔(しにがほ)」も「黒(くろ)き笑(わらひ)も」泪(なみだ)にとけて、カンテラの光(ひかり)のなかへぎらぎらときえていつた、舞台(ぶたい)も桟敷(さじき)も金色(こんじき)の波(なみ)のなかにたヾよふた。
桜さく島:見知らぬ世界 (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)
「棧敷(さじき)の下で剃刀(かみそり)を見つけたんですよ。松の枝か何んかに引つ掛つてゐた樣子で、裏木戸を開けると、頭の上からバタリと落ちたんです」
さるにても彼婦人は誰にかあらん。椅子を借さんとて、觀棚(さじき)々々(ルオジ、ルオジ、パトロニ)と呼ぶ聲いと喧(かまびす)し。われは思慮する遑(いとま)あらざりき。
帷(とばり)を垂れたる六層の觀棚(さじき)も、積(せき)あまりに大いにして客常に少ければ、却りて我をして一種の寂寥と沈鬱とを覺えしめき。
飛行の詩神を畫ける仰塵(プラフオン)、オリユムポスの圖を寫したる幕、黄金を鏤(ちりば)めたる觀棚(さじき)など、當時は猶新なりき。棚(さじき)ごとに壁に鉤(かぎ)して燭を立てたれば、場内には光の波を湧かしたり。