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ごむふうせん
ふりがな文庫
“ごむふうせん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
護謨風船
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
護謨風船
(逆引き)
夫婦づれで
編笠
(
あみがさ
)
をかぶって
脚絆
(
きゃはん
)
をつけて歩いて行くホウカイ
節
(
ぶし
)
、七色の
護謨風船
(
ごむふうせん
)
を飛ばして売って歩く
爺
(
おやじ
)
、時には美しく着飾った近所の豪家の娘なども通った。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
此
(
この
)
店
(
みせ
)
の
曲
(
まが
)
り
角
(
かど
)
の
影
(
かげ
)
になつた
所
(
ところ
)
で、
黒
(
くろ
)
い
山高帽
(
やまたかばう
)
を
被
(
かぶ
)
つた三十
位
(
ぐらゐ
)
の
男
(
をとこ
)
が
地面
(
ぢめん
)
の
上
(
うへ
)
へ
氣樂
(
きらく
)
さうに
胡坐
(
あぐら
)
をかいて、えゝ
御子供衆
(
おこどもしゆう
)
の
御慰
(
おなぐさ
)
みと
云
(
い
)
ひながら、
大
(
おほ
)
きな
護謨風船
(
ごむふうせん
)
を
膨
(
ふく
)
らましてゐる。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
そう云う時は、ただでさえ小さな先生の体が、まるで空気の抜けた
護謨風船
(
ごむふうせん
)
のように、
意気地
(
いくじ
)
なく
縮
(
ちぢ
)
み上って、
椅子
(
いす
)
から垂れている両足さえ、ぶらりと宙に浮びそうな心もちがした。
毛利先生
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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