“こんか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
婚嫁33.3%
紺掻22.2%
今夏11.1%
婚家11.1%
混和11.1%
鯀化11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桃之ももの夭々ようよう、其葉蓁々しんしん、桃の節句は昔から婚嫁こんかの季節だ。村の嫁入よめいり婿取むことりは多く此頃に行われる。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
染屋の紺掻こんかき男と、いつも河原でざるんでいる老職人との、ふたりだった。
ふ所の独逸ドイツとはすなわち何ぞや、彼等は軽忽けいこつにも独逸皇帝を指して独逸と云ふものの如し、気の毒なるかな独逸皇帝よ、汝は今夏こんかの総選挙に於て全力を挙げて戦闘せり
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
カヤノの婚家こんかは村の網元あみもとをしている家であった。いねの兄がむりにまとめた縁であった。
(新字新仮名) / 壺井栄(著)
兄弟五人中津の風に合わずさて中津に帰てから私の覚えて居ることを申せば、私共の兄弟五人はドウシテも中津人と一所いっしょ混和こんかすることが出来ない、その出来ないと云うのは深い由縁も何もないが
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
さてまた大王が配下には、鯀化こんかひぐま黒面こくめんしし)を初めとして、猛き獣なきにあらねど。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)