“こくせき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
国籍66.7%
国戚16.7%
國籍16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで一同は、作戦をこらすために、かたすみへって凝議ぎょうぎをしたうえ、おのおの国籍こくせき本名ほんみょうをあからさまに記入きにゅうしてやった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「臣の身がもし陛下の親しい国戚こくせきでなかったら、いかに胸にあることでも、決して口外はいたしません」と伏完はここに初めて、曹操そうそう調伏ちょうぶくの意中を帝に打明け、帝もまた、お心をうごかした。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
をもつて歐洲をうしうぼう強國きやうこく結托けつたくして、年々ねん/\五千萬弗まんどるちか賄賂わいろをさめてために、かへつて隱然いんぜんたる保護ほごけ、をりふしそのふね貿易港ぼうえきかう停泊ていはくする塲合ばあひには立派りつぱ國籍こくせきいうするふねとして