国戚こくせき)” の例文
「臣の身がもし陛下の親しい国戚こくせきでなかったら、いかに胸にあることでも、決して口外はいたしません」と伏完はここに初めて、曹操そうそう調伏ちょうぶくの意中を帝に打明け、帝もまた、お心をうごかした。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)