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こきつか
ふりがな文庫
“こきつか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
苦使
20.0%
駆使
20.0%
使役
20.0%
扱使
10.0%
苦役
10.0%
虐使
10.0%
酷使
10.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苦使
(逆引き)
彼女の唯一の骨肉であり親愛者である弟も、人づかひの
劇
(
はげ
)
しい大阪の方で、
尫弱
(
よわ
)
い体で自転車などに乗つて
苦使
(
こきつか
)
はれてゐた。彼女は時々彼に小遣などを送つてゐた。
或売笑婦の話
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
こきつか(苦使)の例文をもっと
(2作品)
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駆使
(逆引き)
私だつて
金属
(
かね
)
で出来た機械ぢやなし、さうさう
駆使
(
こきつか
)
はれてお為にばかり成つてゐちや、
這箇
(
こつち
)
の身が立ちはしない。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
こきつか(駆使)の例文をもっと
(2作品)
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使役
(逆引き)
竹山は、「
一日
(
いちんち
)
も早く新聞の仕事に慣れる様に、」と云つて、自分より二倍も身体の大きい長野を、手酷しく小言を云つては毎日々々
使役
(
こきつか
)
ふ。校正係なら校正だけで沢山だと野村は思つた。
病院の窓
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
こきつか(使役)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
扱使
(逆引き)
長い間の戦争に
扱使
(
こきつか
)
はれてゐた、栄養のない顔が、
犇
(
ひしめ
)
きあつて、ゆき子の周囲を流れてゐる。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
こきつか(扱使)の例文をもっと
(1作品)
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苦役
(逆引き)
お前なんざ、
真実
(
ほんとう
)
に苦労というものをして見ねえんだから駄目だ。
己
(
おれ
)
なんざ、
何
(
なん
)
しろ十四の時から新川へ奉公して、十一年間
苦役
(
こきつか
)
われて来たんだ。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
こきつか(苦役)の例文をもっと
(1作品)
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虐使
(逆引き)
「また寝そべつたか、困るだなア、
汝
(
われ
)
、余り
劇
(
ひど
)
く
虐使
(
こきつか
)
ふでねえか」
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
こきつか(虐使)の例文をもっと
(1作品)
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酷使
(逆引き)
機織工
(
はたおりこう
)
七分に農民が三分という、物質には恵まれない寒村で、一生ほとんど給銀もなしに
酷使
(
こきつか
)
われる若い男女は、日頃ひそかに二銭三銭と貯蓄して、春秋二期の恒例になっている
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
こきつか(酷使)の例文をもっと
(1作品)
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くし
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