“ぎゃくし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
虐使50.0%
逆子50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人は気楽なもの、腹の中にてかかる恐慌きょうこうを起すとも知らず、平生へいぜい胃吉や腸蔵を虐使ぎゃくしするにれけん。遠慮もなく会釈えしゃくもなく上の方よりドシドシ食物しょくもつを腹の中へ詰め込みきたる。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
逆子ぎゃくし曹丕そうひと、わが君とを、同一視するものではございません。彼の如き弑逆しぎゃくの大罪を、いったい誰がよくらしますか。景帝のご嫡流たるあなた様以外にはないではございませんか」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)