“くえき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
苦役88.9%
區域11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身代みのしろ金を払えばよし、払わぬ時にはあるいは殺し、または生かして土工となし、苦役くえきかせるという事じゃ。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
わしはあの牛を盗んだから、三箇月も苦役くえきをして来たのでせう。して見ればあの牛はわしのものです。
貝殻 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
たゞ津浪つなみともなほど地震ぢしん最大級さいだいきゆうのものであるから、倒潰家屋とうかいかおくしようずる區域くえき數箇すうこくにけんわたることもあり、あるひ震原距離しんげんりより陸地りくちからあまとほいために、たん廣區域こうくいきわたつて大搖おほゆれのみをかん
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)