“けってい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
駃騠60.0%
決定40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
匈奴きょうどと呼ばれている、我々の先祖はあの有名な夏后かこう氏なのだ。我々の生活は自然で自由だ。水草を追って牧畜をする。馬や牛や羊や※駝らくだや、驢※ろや駃騠けってい騊駼とうと騨※てんけいや、こういう物を牧畜する。
沙漠の美姫 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
想うに、『史記』匈奴列伝に唐虞より、以上かんつがた山戎さんじゅう等ありて北蛮におり、畜牧に随って転移す、その畜の多きところは馬牛羊、その奇畜はすなわち駱駝と驢と騾と駃騠けってい騊駼とうと騨騱てんけいととある。
わしに、御岳みたけ軍学大講会ぐんがくだいこうえ総奉行そうぶぎょうを申しつくるというご沙汰さた。それと、ご評議ひょうぎ結果けっか日取ひどりその事項じこう決定けっていあいなったお知らせである
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
第一、政府がその方針を開国文明と決定けっていしておおいに国事を改革すると同時に、役人達が国民に対して無暗に威張いばる、その威張るのも行政上の威厳と云えばおのずから理由もあるが、実際はうでない
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)