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けじゆす
ふりがな文庫
“けじゆす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
毛繻子
90.0%
毛襦子
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毛繻子
(逆引き)
ぶらり/\とした身の中に、もだ/\する心を抱きながら、
毛繻子
(
けじゆす
)
の
大洋傘
(
おほかうもり
)
に色の褪せた制服、丈夫一点張りのボックスの靴といふ
扮装
(
いでたち
)
で、五里七里歩く日もあれば
観画談
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
此人
(
このひと
)
始
(
はじ
)
めは
大藏省
(
おほくらしやう
)
に
月俸
(
げつぽう
)
八
圓
(
ゑん
)
頂戴
(
ちようだい
)
して、
兀
(
はげ
)
ちよろけの
洋服
(
ようふく
)
に
毛繻子
(
けじゆす
)
の
洋傘
(
かうもり
)
さしかざし、
大雨
(
たいう
)
の
折
(
をり
)
にも
車
(
くるま
)
の
贅
(
ぜい
)
はやられぬ
身成
(
みなり
)
しを、一
念
(
ねん
)
發起
(
ほつき
)
して
帽子
(
ぼうし
)
も
靴
(
くつ
)
も
取
(
と
)
つて
捨
(
す
)
て
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
けじゆす(毛繻子)の例文をもっと
(9作品)
見る
毛襦子
(逆引き)
幾度水に
潜
(
くゞ
)
ツたかと思はれる
銘仙
(
めいせん
)
の
袷
(
あはせ
)
に、新しい
毛襦子
(
けじゆす
)
の
襟
(
えり
)
をかけて、しやツきりした
姿致
(
やうす
)
で
長火鉢
(
ながひばち
)
の傍に座ツてゐるところは、是れが娘をモデルに出す
人柄
(
ひとがら
)
とは思はれぬ。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
けじゆす(毛襦子)の例文をもっと
(1作品)
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