トップ
>
けじゅす
ふりがな文庫
“けじゅす”の漢字の書き方と例文
語句
割合
毛繻子
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毛繻子
(逆引き)
ぶらりぶらりとした身の中に、もだもだする心を抱きながら、
毛繻子
(
けじゅす
)
の
大洋傘
(
おおこうもり
)
に色の
褪
(
あ
)
せた制服、丈夫
一点張
(
いってんば
)
りのボックスの靴という
扮装
(
いでたち
)
で、五里七里歩く日もあれば
観画談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
白味のかったセルの単衣に
毛繻子
(
けじゅす
)
に藤紫と紅のいりまじった友禅をうちあわせた帯をしめている、ほっそりした身体つきが、お光には卑しい身分でないことを知らしめた。
地上:地に潜むもの
(新字新仮名)
/
島田清次郎
(著)
園は静かに茶を
啜
(
すす
)
り終った。星野の手紙をおぬいさんの方に押しやった。古ぼけた黒い
毛繻子
(
けじゅす
)
の風呂敷に包んだ書物を取り上げた。もう何んにもすることはなかった。座を立った。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
けじゅす(毛繻子)の例文をもっと
(13作品)
見る
検索の候補
けじゆす