“くわぞくさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
華族様50.0%
華族樣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
エヽ当今たゞいま華族様くわぞくさまとはちがひまして、今をること三十余年前よねんぜん御一新頃ごいつしんごろ華族様故くわぞくさまゆゑ、まだ品格ひんがあつて、兎角とかく下情かじやうことにはおくらうござりますから、何事なにごと御近習任ごきんじゆまかせ。殿
華族のお医者 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
二人ふたりさくらをかのぼりていま櫻雲臺をううんだい傍近そばちかときむかふより五六りようくるまかけこゑいさましくしてるを、諸人しよにん立止たちどまりてあれ/\とふ、れば何處いづこ華族樣くわぞくさまなるべき、わかひたるぜに
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)