トップ
>
くるまざか
ふりがな文庫
“くるまざか”の漢字の書き方と例文
語句
割合
車坂
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
車坂
(逆引き)
彼は久しぶりに下谷の
車坂
(
くるまざか
)
へ出て、あれから東へ
真直
(
まっすぐ
)
に、寺の門だの、
仏師屋
(
ぶっしや
)
だの、
古臭
(
ふるくさ
)
い
生薬屋
(
きぐすりや
)
だの、徳川時代のがらくたを
埃
(
ほこり
)
といっしょに並べた道具屋だのを左右に見ながら
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それから上野の
車坂
(
くるまざか
)
の方へ真直に
合羽橋
(
かっぱばし
)
を渡ると、右角が
海禅寺
(
かいぜんじ
)
(これは
阿波
(
あわ
)
様のお寺)、二丁ほど行くと、右側が東明寺で、左が源空寺……すなわち源空寺門前の父の家のある所で、私は久しぶり
幕末維新懐古談:14 猛火の中の私たち
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
送りけるが娘お幸は
今年
(
ことし
)
十七歳となり
尋常
(
なみ/\
)
の者さへ山茶も
出端
(
でばな
)
の年頃なるに
況
(
まして
)
や
生質
(
うまれつき
)
色白
(
いろしろ
)
にして
眼鼻
(
めはな
)
だち
好
(
よく
)
愛敬
(
あいきやう
)
ある
女子
(
をなご
)
なれば
兩親
(
りやうしん
)
は手の
中
(
うち
)
の
玉
(
たま
)
の如くに
愛
(
いつく
)
しみ
手跡
(
しゆせき
)
縫針
(
ぬひばり
)
は勿論淨瑠璃三味線も心安き方へ頼み
習
(
ならは
)
せ樂み
暮
(
くら
)
して居ける處に
一日
(
あるひ
)
長八は淺草觀音へ參詣なし夫より上野の大師へ參らんと
車坂
(
くるまざか
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
くるまざか(車坂)の例文をもっと
(6作品)
見る