“古臭”の読み方と例文
読み方割合
ふるくさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ですから教室はあの水車小屋ごやみたいな古臭ふるくさ寒天かんてんのような教室でした。みんなは胆取きもとりと巡査じゅんさにわかれてあばれています。
みじかい木ぺん (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
それは京都に共通な暗い陰気な作りの上に、柱や格子こうしを黒赤く塗って、わざと古臭ふるくさく見せた狭い貸家であった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
今は、宇宙線と重力じゅうりょくとの関係を研究しているが、今までにも、たくさんの発明がある。その中で、かなり古臭ふるくさくなった発明を、方々の国に売って、莫大ばくだいな金を得ている。