“きらゝ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雲母80.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはにしきふくろ這入はいつた一しやくばかりのかたなであつた。さやなにともれぬ緑色みどりいろ雲母きらゝやうなもので出來できてゐて、その所々ところ/″\が三ヶしよほどぎんいてあつた。中身なかみは六すんぐらゐしかなかつた。したがつてうすかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
うつゝなきまひるのうみは砂のむた雲母きらゝのごとくまばゆくもあるか
芥川竜之介歌集 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
花さくときぞ美はしうきらゝかなるや。
『聊斎志異』より (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)