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かんきわま
眼のあたり、
斯うした
荘厳無比の
光景に
接した
私は、
感極りて
言葉も
出でず、
覚えず
両手を
合わせて、その
場に
立ち
尽したことでございました。
と、
二十歳ばかりの多感な
武夫は、
感極って、後は両手をつかえているだけだった。
その
折の
私としましては
感極りて
言葉も
出でず、せき
来る
涙を
払えもあえず、
竜神さま、
氏神さま、その
外の
方々に
心から
感謝のまことを
捧げたことでございました。