“かみゆひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
髮結63.6%
髪結18.2%
篦頭18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それをへば紫蘇しそあぢがして、チユー/\ふうちに、だん/\たけのこかはあかそまつてるのもうれしいものでした。このおひなむら髮結かみゆひむすめでした。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
淫鄙な権妻ごんさい狡獪かうくわい髪結かみゆひ等いづれも生々いきいきとした新しい興味を以て写し出されてゐる。
虫干 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
げいも又みるたれり。寺岡平右ヱ門になりしは客舎かくしやにきたる篦頭かみゆひなり、これも常にかはりて関三十郎に似て音声おんせいもまた天然てんねんと関三の如し。