“かへん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
河辺50.0%
下邊25.0%
花片25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
喜びて共に河辺かへんに至る。洋々たる水はさながら一大湖水をただよわし、前岸有れども無きが如くにして、遠く碧天に接し、上り下りの帆影、真艫まともに光をりて、眩きまでに白し。
大利根の大物釣 (新字新仮名) / 石井研堂(著)
最早もはや亞弗利加大陸アフリカたいりく横斷わうだんして、ずつと西にしほうばされて、いま下邊かへんゆる大海おほうみは、大西洋たいせいやう相違さうゐはあるまい。とつたが、わたくしはどうも左樣さうとはしんじられなかつた。
花の外面に多くの白毛が生じており、六ぺん花片かへん(実は萼片がくへんであって花弁はなく、萼片が花弁状をなしている)の内面は色が暗紫赤色あんしせきしょくていしている。花内かない多雄蕊たゆうずい多雌蕊たしずいとがある。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)