“かしはで”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カシハデ
語句割合
拍手61.5%
膳夫15.4%
柏手15.4%
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然し神主かんぬし拍手かしはでを打つて祖先の祭典に捧げる御酒徳利おみきどくりは自分の眼にはもう全く無意義となつた………。
新帰朝者日記 (旧字旧仮名) / 永井荷風(著)
お糸さんは油揚あぶらあげを買つてお穴様へ供へた。そして御鈴みすずを何遍もふつた。かすか柏手かしはでもうつた。長いこと礼拝をした。やがて暗い穴の中へ杓子を入れて砂を三杯ほど紙袋につめた。
二黒の巳 (新字旧仮名) / 平出修(著)
この御世に田部たべを定め、またあづまあは水門みなと一〇を定め、またかしはで大伴部おほともべを定め、またやまと屯家みやけ一一を定めたまひ、また坂手さかての池一二を作りて、すなはちその堤に竹を植ゑしめたまひき。