“おぼろ/\”の漢字の書き方と例文
語句割合
朧々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朧々おぼろ/\の物影のやをら浸み入りひろごるに
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
朧々おぼろ/\父母ちゝはゝ
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
はなして退すさると、べつ塀際へいぎはに、犇々ひし/\材木ざいもくすぢつてならなかに、朧々おぼろ/\とものこそあれ、學士がくし自分じぶんかげだらうとおもつたが、つきし、あしつちくぎづけになつてるのにもかゝはらず、影法師かげぼふし
三尺角拾遺:(木精) (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)