“おぼろおぼろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
朧々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朧々おぼろおぼろの物影のやをら浸み入り広ごるに
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
伏して思ふ朧々おぼろおぼろの昔かな
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
……だもの、記憶おぼえも何も朧々おぼろおぼろとした中に、その悲しいうつくしい人の姿に薄明りがさして見える。
縷紅新草 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)