“おほあな”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オホアナ
語句割合
大穴60.0%
大孔20.0%
大洞20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幻花子げんくわし佛骨子ぶつこつしともに、松下しやうか南面なんめん左端さたんからすゝみ。望蜀生ぼうしよくせいとは右端うたんからすゝみ、中央ちうわう東皐とうくわう文海ぶんかい初陣うゐぢんまかせた。たちまちのうちあな連續れんぞくして、大穴おほあなひらいた。
二十一インチの魚雷が「ウルフ号」のどてつ腹をゑぐつて、大孔おほあなをあけたのだつた。
怪艦ウルフ号 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
ことには雪の降りうづみ、更に登らんよしなければしきりに悲しみもだえつつ、ここかしこ見まはせば、横の方に大洞おほあなありて、奥より出で来るもの見えたり、荒栲あらたへふたたび驚き怖れ
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)