“おおぼら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大法螺62.5%
大洞25.0%
大鯔8.3%
大嘘4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ヴォルテールいわく、『聖書』に神自身を模して人を作ったと言うは大法螺おおぼらで、実は人が自身をまねて神を作ったんじゃと。
……それはそうと一体全体、ここは何んという所だろう? 道標みちしるべがあるよ、見てやろう。……西、萩原、北、大洞おおぼら。さあ困った、どっちへ行こう? 蝮占術うらない、今度こそ本芸
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
京橋築地の土佐堀では小鯔いなが多く捕れるというので、ある大工が夜網に行くと、すばらしい大鯔おおぼらが網にかかった。
探偵夜話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
しかし不思議なことに、彼の言葉には、何やら頼りないところがあって、今にも自分自身に向って、『ちぇっ、ほらをふいてらあ、それも大嘘おおぼらをさ!』