“おひだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
追出62.5%
逐出37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
扇子(せんす)と手套(てぶくろ)とを見付(みつ)けない前(さき)に戸外(おもて)へ追出(おひだ)されやしないかと氣遣(きづか)ひながら。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
自分は何故(なぜ)あの時あのやうな心にもない意見をして長吉(ちやうきち)の望みを妨(さまた)げたのかと後悔(こうくわい)の念に迫(せ)められた。蘿月(らげつ)はもう一度思ふともなく、女に迷つて親の家(いへ)を追出(おひだ)された若い時分(じぶん)の事を囘想(くわいさう)した。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
息(いき)をば此(この)體内(みうち)から逐出(おひだ)してくれる毒(どく)が欲(ほ)しい。
しかし君の様子を見るのに、何処か身体の具合でも悪いやうだ。まあ、君は左様(さう)は思はないかね。だから穢多の逐出(おひだ)された話を聞くと、直に僕は彼(あ)の猫のことを思出したのさ。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)