“おなぐさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
御慰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御慰おなぐさみになるべくは御相手おあいてつかまつるべし。」
怪力 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
エーと、が、それのみにては御慰おなぐさみが薄い様にござります。かように斬りさいなみましたる少女の首を、ザックリ、切断致し、これなるテーブルの上に、さらくびとござあい。ハッ
踊る一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
このみせまがかどかげになつたところで、くろ山高帽やまたかばうかぶつた三十ぐらゐをとこ地面ぢめんうへ氣樂きらくさうに胡坐あぐらをかいて、えゝ御子供衆おこどもしゆう御慰おなぐさみとひながら、おほきな護謨風船ごむふうせんふくらましてゐる。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)