“えうそ”の漢字の書き方と例文
語句割合
要素100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したがつて吾々われ/\らずらずばけものからあたへられる趣味しゆみ如何いか豊富ほうふなるかは、想像さうざうあまりあることであつて、たしかにばけものは社會生活しやくわいせいくわつうへに、もつとくべからざる要素えうその一つである。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
此處の空氣にも何だか自分を壓迫する要素えうそが籠ツてゐるやうに思ツた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
政治学せいぢがくとか社会学しやくわいがくとか、さうつた意味いみでの修養しうやうが、むしろかれあたらしいひろみちひらいてくれるだらうとおもつた。かれ特異とくい恋愛病れんあいびやうが、作品さくひんおもなる要素えうそであることが、のちになつて竹村たけむらにもわかつた。
彼女の周囲 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)