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いねかり
ふりがな文庫
“いねかり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
稻刈
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
稻刈
(逆引き)
遙
(
はるか
)
にぽつり/\と
見
(
み
)
える
稻刈
(
いねかり
)
の
百姓
(
ひやくしやう
)
は
㷀然
(
ぽつさり
)
とした
彼
(
かれ
)
の
目
(
め
)
から
隱
(
かく
)
れようとする
樣
(
やう
)
に
悉皆
(
みんな
)
ずつと
低
(
ひく
)
く
身
(
み
)
を
屈
(
かゞ
)
めて
居
(
ゐ
)
る。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
彼
(
かれ
)
は
忙
(
いそが
)
しい
仕事
(
しごと
)
が
畢
(
しまひ
)
になつた
時
(
とき
)
即
(
すなは
)
ち
稻刈
(
いねかり
)
から
稻扱
(
いねこき
)
からさうして
籾
(
もみ
)
すりも
濟
(
す
)
んで
彼
(
かれ
)
が
得意
(
とくい
)
の
俵編
(
たわらあ
)
みもなくなつて、
世間
(
せけん
)
がげつそりと
寂
(
さび
)
しく
沈
(
しづ
)
んだ
時
(
とき
)
に
彼
(
かれ
)
は
急
(
きふ
)
に
勘次
(
かんじ
)
と
別
(
べつ
)
な
住
(
す
)
まひが
仕
(
し
)
たくなつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
いねかり(稻刈)の例文をもっと
(1作品)
見る
“いねかり”の意味
《名詞》
いねかり【稲刈り、稲苅り】
秋に実った稲を刈り取ること。刈り入れ。取り入れ。
(出典:Wiktionary)