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いくとしつき
ふりがな文庫
“いくとしつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
幾年月
66.7%
幾星霜
16.7%
幾月日
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾年月
(逆引き)
立花は涙も出ず、声も出ず、いうまでもないが、
幾年月
(
いくとしつき
)
、寝ても
覚
(
さめ
)
ても、夢に、
現
(
うつつ
)
に、くりかえしくりかえしいかに考えても、また逢う時にいい出づべき
言
(
ことば
)
を
未
(
いま
)
だ知らずにいたから。
伊勢之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いくとしつき(幾年月)の例文をもっと
(4作品)
見る
幾星霜
(逆引き)
道理
(
ことわり
)
切
(
せ
)
めし文角ぬしが、今の言葉に
僕
(
やつがれ
)
が、
幾星霜
(
いくとしつき
)
の迷夢
醒
(
さ
)
め、今宵ぞ悟るわが身の罪障思へば恐しき事なりかし。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
むかし
或
(
あ
)
る
深山
(
みやま
)
の奥に、一匹の虎住みけり。
幾星霜
(
いくとしつき
)
をや経たりけん、
躯
(
からだ
)
尋常
(
よのつね
)
の
犢
(
こうし
)
よりも
大
(
おおき
)
く、
眼
(
まなこ
)
は百錬の鏡を欺き、
鬚
(
ひげ
)
は
一束
(
ひとつか
)
の針に似て、
一度
(
ひとたび
)
吼
(
ほ
)
ゆれば声
山谷
(
さんこく
)
を
轟
(
とどろ
)
かして、
梢
(
こずえ
)
の鳥も落ちなんばかり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
いくとしつき(幾星霜)の例文をもっと
(1作品)
見る
幾月日
(逆引き)
幾月日
(
いくとしつき
)
の過ぎ来しかた
偏奇館吟草
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
いくとしつき(幾月日)の例文をもっと
(1作品)
見る
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