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あんくわ
ふりがな文庫
“あんくわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
行火
90.9%
脚炉
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行火
(逆引き)
……
然
(
さ
)
うか、と
何
(
ど
)
うも
冴
(
さ
)
え
返
(
かへ
)
つて
恐
(
おそ
)
ろしく
寒
(
さむ
)
かつたので、いきなり
茶
(
ちや
)
の
間
(
ま
)
の
六疊
(
ろくでふ
)
へ
入
(
はひ
)
つて、
祖母
(
そぼ
)
が
寢
(
ね
)
て
居
(
ゐ
)
た
行火
(
あんくわ
)
の
裾
(
すそ
)
へ
入
(
はひ
)
つて、
尻
(
しり
)
まで
潛
(
もぐ
)
ると、
祖母
(
おばあ
)
さんが、むく/\と
起
(
お
)
きて
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
却つて病死した息子なぞから介抱を受けるのを楽しんで居る様子だつた。この女には何処か冷たい所があつたせゐか、暖かい気分を持つた人を、
行火
(
あんくわ
)
でも親しむやうに親しむらしく見えた。
お末の死
(新字旧仮名)
/
有島武郎
(著)
あんくわ(行火)の例文をもっと
(10作品)
見る
脚炉
(逆引き)
八の内にもあるやうな
脚炉
(
あんくわ
)
から引き出した、四角な黒い
火入
(
ひいれ
)
から
蚊遣
(
かやり
)
の
烟
(
けむり
)
が盛んに立つてゐる。小男の客は、をりをりその側にあるブリキの
罐
(
くわん
)
から
散蓮華
(
ちりれんげ
)
で
蚤取粉
(
のみとりこ
)
を
撈
(
すく
)
ひ出して、蚊遣の補充をする。
金貨
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
あんくわ(脚炉)の例文をもっと
(1作品)
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あんか