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あだなみ
ふりがな文庫
“あだなみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
仇浪
66.7%
仇波
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仇浪
(逆引き)
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
は
眼中
(
がんちう
)
に
無念
(
むねん
)
の
涙
(
なみだ
)
を
浮
(
うか
)
べて、
今
(
いま
)
も
猶
(
な
)
ほ
多少
(
たせう
)
仇浪
(
あだなみ
)
の
立騷
(
たちさわ
)
いで
居
(
を
)
る
海面
(
かいめん
)
を
睨
(
にら
)
んで
居
(
を
)
る。
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
はいと/\
悲
(
かな
)
し
相
(
さう
)
に
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
鳴く蝉よりも鳴かぬ螢の身を焦すもあるに、聲なき哀れの深さに
較
(
くら
)
ぶれば、
仇浪
(
あだなみ
)
立てる此胸の淺瀬は物の
數
(
かず
)
ならず。そもや心なき草も春に遇へば笑ひ、
情
(
じやう
)
なき蟲も秋に感ずれば鳴く。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
其
(
その
)
仇浪
(
あだなみ
)
の
立騷
(
たちさわ
)
ぐ
邊
(
ほとり
)
海鳥
(
かいてう
)
二三
羽
(
ば
)
夢
(
ゆめ
)
に
鳴
(
な
)
いて、うたゝ
旅客
(
たびゞと
)
の
膓
(
はらわた
)
を
斷
(
た
)
つばかり、
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
は
無邪氣
(
むじやき
)
である
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
あだなみ(仇浪)の例文をもっと
(2作品)
見る
仇波
(逆引き)
寄せては返す
仇波
(
あだなみ
)
が、月の色を砕いて、おきまりの金波銀波を漂わせつつ、極めて
長閑
(
のどか
)
に打たせていたのですが、陸なる紅の炎を見ることに、心の全部を吸い取られた茂太郎は、今し
大菩薩峠:31 勿来の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
あだなみ(仇波)の例文をもっと
(1作品)
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