“あさね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
朝寐40.0%
朝寢30.0%
朝寝20.0%
晏起10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たんと朝寐あさねを遊ばしてもかねは聞えず、とりも鳴きません、犬だっておりませんからお心安こころやすうござんしょう。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あさがへりの殿とのがた一じゆんすみて朝寢あさねまちかど箒目はゝきめ青海波せいがいはをゑがき、打水うちみづよきほどにみし表町おもてまちとほりを見渡みわたせば、るはるは、萬年町まんねんてう山伏町やまぶしてう新谷町しんたにまちあたりをねぐらにして
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
さるにても朝寝あさねのほど、昨日きのうのその講演会の帰途かえりのほどもはかられる。
縁結び (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
兵書にまなこをさらすという人であッた,それゆえ自分にも晏起あさねはさせず、常に武芸を励むようにと教訓された。
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)