“朝寐”の読み方と例文
読み方割合
あさね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そう言ってから八戒は、自分がこの世で楽しいと思う事柄を一つ一つ数え立てた。夏の木蔭(こかげ)の午睡。渓流の水浴。月夜の吹笛(すいてき)。春暁の朝寐(あさね)。冬夜の炉辺歓談。
たんと朝寐(あさね)を遊ばしても鐘(かね)は聞えず、鶏(とり)も鳴きません、犬だっておりませんからお心安(こころやす)うござんしょう。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
味噌漉(みそこし)を提げて買物(けいもの)にも往(い)かれめえ、己(おら)ア家(うち)へ来ても女中でも一緒に附いて来て朝寐(あさね)をして、お引(ひき)ずりで銀の股引を穿いた箸をチャラ/\云わして飯を食って居ちゃア、飯が食えねえ
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)