“あさぎいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アサギイロ
語句割合
浅黄色46.4%
浅葱色28.6%
淺黄色14.3%
淺葱色10.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
表紙は浅黄色あさぎいろで、まん中にアンデルセンの首があって、そのまわりに天使や動物や花や玩具おもちゃの絵が一ぱい描いてありました。
わが師への書 (新字新仮名) / 小山清(著)
土人の着る浅葱色あさぎいろの外套のような服で、すその所がひっくり返っているのを見ると、羊の毛皮が裏に附けてある。
鼠坂 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
玄關げんくわんさき別室全體べつしつぜんたいめてゐるひろこれが六號室がうしつである。淺黄色あさぎいろのペンキぬりかべよごれて、天井てんじやうくすぶつてゐる。ふゆ暖爐だんろけぶつて炭氣たんきめられたものとえる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
藁蘂わらしべで結つた油氣のない髮は、半分白髮が交つて、多年日光の下で燒き上げた澁紙色の皮膚、遠州じまの單衣の尻を端折つて、淺葱色あさぎいろの股引は海藻もくづつゞつたやうにつぎだらけです。