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あおぎり
ふりがな文庫
“あおぎり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
梧桐
48.1%
青桐
32.7%
碧桐
5.8%
碧梧
5.8%
青梧
3.8%
碧梧桐
1.9%
蒼桐
1.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
梧桐
(逆引き)
梧桐
(
あおぎり
)
の葉などは、いつもならば、黒くしなびてカラ/\と一風に散つて了ふのであるが、今年はそれすら美しく黄ばんだ色を見せてゐる。
初冬の記事
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
あおぎり(梧桐)の例文をもっと
(25作品)
見る
青桐
(逆引き)
何となく白ッぽい
林檎
(
りんご
)
の葉や、紅味を含んだ桜や、淡々しい
青桐
(
あおぎり
)
などが、校舎の白壁に映り合って、楽しい
陰日向
(
かげひなた
)
を作っている。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
あおぎり(青桐)の例文をもっと
(17作品)
見る
碧桐
(逆引き)
妻や女中に注意をあたえながら、ありあわせた下駄を突っかけて、
沓脱
(
くつぬぎ
)
から硝子戸の外へ飛び出すと、
碧桐
(
あおぎり
)
の枯葉がばさばさと落ちて来た。門の外へ出ると、妻もつづいて出て来た。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
あおぎり(碧桐)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
碧梧
(逆引き)
お庭も隣りの植木屋さんのにつづいて、さざん花や
碧梧
(
あおぎり
)
や
萩
(
はぎ
)
など、ちょっと
風情
(
ふぜい
)
がありますのよ。あすこでしたら、きっと落ち着いてお書きになれますわ。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
あおぎり(碧梧)の例文をもっと
(3作品)
見る
青梧
(逆引き)
旅館の庭には桜のほかに
青梧
(
あおぎり
)
と
槐
(
えんじゅ
)
とを多く
栽
(
う
)
えてある。痩せた梧の青い葉はまだ大きい手を拡げないが、古い槐の新しい葉は枝もたわわに伸びて、軽い風にも驚いたように
顫
(
ふる
)
えている。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
あおぎり(青梧)の例文をもっと
(2作品)
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碧梧桐
(逆引き)
十月もなかばを過ると、落葉の早い
碧梧桐
(
あおぎり
)
、朴、桜などは
殆
(
ほと
)
んど
散
(
ちり
)
尽し、
外
(
ほか
)
の樹木も枝がうすくなって、透いて見える秋の空がくっきりと高かった。
果樹
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
あおぎり(碧梧桐)の例文をもっと
(1作品)
見る
蒼桐
(逆引き)
低地を距てた洋館には、その時刻、並んだ
蒼桐
(
あおぎり
)
の幽霊のような影が写っていた。
冬の日
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
あおぎり(蒼桐)の例文をもっと
(1作品)
見る
“あおぎり”の意味
《名詞》
アオイ科アオギリ属に属する落葉高木。幹が緑色で葉は大きい。庭木や街路樹として植えられる。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
あをぎり
きり
ごとう
ごどう
へきごとう
へきごどう