“へきごとう”の漢字の書き方と例文
語句割合
碧梧桐100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは碧梧桐へきごとうが常に新を欲して踏み迷うた感があるのを残念に思って言った言葉である。何か新しい事をしようとしてむやみに足を埒外らちがいに踏み出すのは危険なことである。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
我旧師河東静渓かわひがしせいけい先生に五子あり。黄塔はその第三子なり。出でて竹村氏をぐ。第四子は可全かぜん。第五子は碧梧桐へきごとう。黄塔三子あり皆幼。(二月七日)
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
この時虚子きょしが来てくれてその後碧梧桐へきごとうも来てくれて看護の手は充分に届いたのであるが、余は非常な衰弱で一杯の牛乳も一杯のソップも飲む事が出来なんだ。
くだもの (新字新仮名) / 正岡子規(著)