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『荷風翁の発句』
ふりがな文庫
『
荷風翁の発句
(
かふうおうのほっく
)
』
遠みちも夜寒になりぬ川向う 「川向う」は隅田川東岸である。即ち、寺島町玉の井の遊里を指す。さうすると、この作は對岸淺草側からの吟でなければならぬ。但し「遠みち」が直ちにその淺草からの道のりを意味するものと解せば、句の趣は甚だ削減される。第一 …
著者
伊庭心猿
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「俳句 第二卷第七號」角川書店、1953(昭和28)年7月1日
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
燒
(
やけ
)
遠
(
とほ
)
川向
(
かはむか
)
込
(
こ
)
秋晴
(
あきばれ
)
窓
(
まど
)
花
(
はな
)
蚊
(
か
)
行
(
ゆ
)
路地
(
ろじ
)
車
(
くるま
)
知
(
し
)
里
(
さと
)
降
(
ふ
)
雨
(
あめ
)
霜夜
(
しもよ
)
顏
(
かほ
)
風
(
かぜ
)
秋
(
あき
)
一夜
(
ひとよ
)
目
(
め
)
皺
(
しわ
)
燒
(
や
)
殘暑
(
ざんしよ
)
木枯
(
こがらし
)
春
(
はる
)
屋根
(
やね
)
小草
(
をぐさ
)
夜寒
(
よさむ
)
塵
(
ちり
)
名
(
な
)
入
(
い
)
似
(
に
)