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『風呂を買うまで』
ふりがな文庫
『
風呂を買うまで
(
ふろをかうまで
)
』
わたしは入浴が好きで、大正八年の秋以来あさ湯の廃止されたのを悲しんでいる一人である。浅草千束町辺の湯屋では依然として朝湯を焚くという話をきいて、山の手から遠くそれを羨んでいたのであるが、そこも震災後はどうなったか知らない。 わたしが多年ゆき …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「読売新聞」1924(大正13)年7月28日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
勝
(
がち
)
高粱
(
こうりょう
)
和
(
やわら
)
因
(
ちな
)
大盥
(
おおたらい
)
予
(
かね
)
薄
(
すすき
)
谷
(
や
)
陰
(
くも
)
湿
(
ぬ
)
一
(
ひ
)
雑司
(
ぞうし
)
視
(
み
)
躑躅
(
つつじ
)
迂濶
(
うかつ
)
這
(
は
)
這入
(
はい
)
羨
(
うらや
)
雑沓
(
ざっとう
)
靡
(
なび
)
麹町
(
こうじまち
)
西瓜
(
すいか
)
蔓
(
つる
)
蒙
(
こうむ
)
立退
(
たちの
)
生憎
(
あいにく
)
甕
(
かめ
)
柚湯
(
ゆずゆ
)
幸
(
さいわい
)
呪
(
のろ
)
先
(
ま
)
乃至
(
ないし
)
一旦
(
いったん
)