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『我家の園芸』
ふりがな文庫
『
我家の園芸
(
わがやのえんげい
)
』
目黒へ移ってから三年目の夏が来るので、彼岸過ぎから花壇の種蒔きをはじめた。旧市外であるだけに、草花類の生育は悪くない。種をまいて相当の肥料をあたえておけば、先ず普通の花はさくので、我々のような素人でも苦労はないわけである。 そこで、毎年慾張 …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「サンデー毎日」1935(昭和10)年6月10日号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
徒
(
やから
)
勝
(
がち
)
黄
(
きいろ
)
凋
(
しお
)
楽
(
たのし
)
薄
(
すすき
)
簇々
(
そうそう
)
殆
(
ほとん
)
籬落
(
りらく
)
糸瓜
(
へちま
)
素人
(
しろうと
)
罵
(
ののし
)
蔓
(
つる
)
虞
(
おそ
)
赫々
(
かくかく
)
這
(
は
)
鶏頭
(
けいとう
)
麹町
(
こうじまち
)
種蒔
(
たねま
)
殊
(
こと
)
乃至
(
ないし
)
棲家
(
すみか
)
桔梗
(
ききょう
)
栽
(
う
)
易
(
やす
)
掩
(
おお
)
拡
(
ひろ
)
恙
(
つつが
)
嘲
(
あざけ
)
列
(
なら
)
先
(
ま
)