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『月夜峠』
ふりがな文庫
『
月夜峠
(
つきよとうげ
)
』
これも同じく遠野で聞いた談だ。その近傍の或海岸の村に住んでいる二人の漁夫が、或月夜に、近くの峠を越して、深い林の中を、二人談しながら、魚類の沢山入っている籠を肩にして、家の方へ帰って来ると、その途中で、ひょっこりとその一人の男の女房に出会っ …
著者
水野葉舟
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
閃
(
ひらめか
)
貫
(
つ
)
漁夫
(
ぎょふ
)
如何
(
どう
)
何
(
なに
)
一声
(
いっせい
)
見詰
(
みつめ
)
妾
(
わたし
)
詰
(
なじ
)
訊
(
たず
)
談
(
はなし
)
漸
(
ようや
)
確
(
たしか
)
或
(
ある
)
躍懸
(
おどりかか
)
辺
(
あたり
)
近傍
(
きんぼう
)
遠野
(
とおの
)
頗
(
すこぶ
)
駈出
(
かけだ
)
松
(
まつ
)
早速
(
さっそく
)
思当
(
おもいあた
)
引張
(
ひっぱ
)
如何
(
いか
)
喫驚
(
びっくり
)
同伴
(
つれ
)
叢
(
くさむら
)
処
(
ところ
)
先刻
(
さっき
)
儘
(
まま
)
傍
(
そば
)
何処
(
どこ
)
一突
(
ひとつき
)
一方
(
ひとかた
)