『序に代えて人生観上の自然主義を論ず（じょにかえてじんせいかんじょうのしぜんしゅぎをろんず）』

私は今ここに自分の最近両三年にわたった芸術論を総括し、思想に一段落をつけようとするにあたって、これに人生観論を裏づけする必要を感じた。 けれども人生観論とは畢竟何であろう。人生の中枢意義は言うまでもなく実行である。人生観はすなわち実行的人生 …

著者	島村抱月
ジャンル	文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出	「近代文芸之研究」1909（明治42）年6月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約11分（500文字/分）
朗読目安時間	約19分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

上（うわ） 陳（ふる） 猜（さい） 休（や） 齎（もた） 面（つら） 拭（ぬぐ） 尠（すく） 目障（めざわ） 凌（しの） 呪（のろ） 隙間（すきま） 囚（とら） 醒（さ） 遑々（こうこう） 蹂躙（じゅうりん） 跋（ばつ） 諦（あきら） 荒（すさ） 纏（まと） 筌蹄（せんてい） 真摯（しんし） 直下（じきげ） 帰命（きみょう） 畢竟（ひっきょう） 生涯（しょうがい） 物凄（ものすご） 為（な） 源（みなもと） 標榜（ひょうぼう） 楯（たて） 撞（つ） 就（つ） 拡（ひろ） 懺悔（ざんげ） 想（おも） 強梁（きょうりょう）