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憧憬
ふりがな文庫
“憧憬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
どうけい
30.5%
あこがれ
27.4%
あこが
20.8%
しょうけい
14.7%
しようけい
5.1%
あくがれ
1.0%
あくが
0.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうけい
(逆引き)
換言すればあらゆる詩人は、英雄的なものへの
憧憬
(
どうけい
)
から、オデッセイやイリアッドの勇ましい、権力感の高翔した詩を作るのである。
詩の原理
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
憧憬(どうけい)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あこがれ
(逆引き)
悦びに違ひなかつた……どうして
憧憬
(
あこがれ
)
の心などを起したのだらうかと不思議にさへ思はるゝ程楽しい夢の中に居たのに、と思はれた。
嘆きの孔雀
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
憧憬(あこがれ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あこが
(逆引き)
乱闘の場の
剣戟
(
けんげき
)
叫喚、そういうものに関わりなく、狂女特有の締りのない、
洞然
(
ぽかん
)
としたうつろの声で、しかし何かに
憧憬
(
あこが
)
れるように
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
憧憬(あこが)の例文をもっと
(41作品)
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しょうけい
(逆引き)
自然がその奥深く秘めた神秘への人間の
憧憬
(
しょうけい
)
の心が科学の心である。現代の科学は余りにもその最も悪い一面のみが
抽出
(
ちゅうしゅつ
)
されている。
原子爆弾雑話
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
憧憬(しょうけい)の例文をもっと
(29作品)
見る
しようけい
(逆引き)
憧憬
(
しようけい
)
とか、小さな自己肯定とか、乃至は思ひ上つた天才らしい自意識とかに陥つて、自分の実体をすら本当に考へることが出来なくなる。
エンジンの響
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
憧憬(しようけい)の例文をもっと
(10作品)
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あくがれ
(逆引き)
いろいろな
憧憬
(
あくがれ
)
の思ひ出が絵巻のやうにかれの頭を掠めるのであつたけれども、一木一草もその思ひ出の種とならぬのはなかつたのであつたけれども、しかも今日は心は全く暗く
ひとつのパラソル
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
憧憬(あくがれ)の例文をもっと
(2作品)
見る
あくが
(逆引き)
タッタ一つ恩人の顔だけを見て死にたいと
憧憬
(
あくが
)
れ願っている……その超自然的な感情が裏書きする戦争の暴風的破壊が……秒速数百
米突
(
メートル
)
の鉄と火の
颶風
(
ぐふう
)
、旋風、
飇風
(
ひょうふう
)
戦場
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
憧憬(あくが)の例文をもっと
(1作品)
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“憧憬”の意味
《名詞》
憧 憬(しょうけい、どうけい)
憧れること。
(出典:Wiktionary)
憧
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
憬
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“憧憬”の類義語
畏敬
尊敬
敬慕
“憧憬”で始まる語句
憧憬家
憧憬心
憧憬者
憧憬讃美
検索の候補
憧憬家
憧憬心
憧憬者
希求憧憬
憧憬讃美
“憧憬”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
徳田秋声
有島武郎
紫式部
泉鏡太郎
高浜虚子
国枝史郎
喜田貞吉
泉鏡花
夢野久作