トップ
>
衰頽
ふりがな文庫
“衰頽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すいたい
61.9%
すゐたい
23.8%
おとろへ
4.8%
おとろえ
4.8%
デジエネレエト
4.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すいたい
(逆引き)
木彫りの世界はこういうあわれむべき有様でありましたので、私は、どうかしてこの
衰頽
(
すいたい
)
の状態を
輓回
(
ばんかい
)
したいものだと思い立ちました。
幕末維新懐古談:76 門人を置いたことについて
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
衰頽(すいたい)の例文をもっと
(13作品)
見る
すゐたい
(逆引き)
六角形に出来た経堂の
建築物
(
たてもの
)
もあつて、勾配のついた瓦屋根や、大陸風の柱や、白壁や、すべて過去の壮大と
衰頽
(
すゐたい
)
とを語るかのやうに見える。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
衰頽(すゐたい)の例文をもっと
(5作品)
見る
おとろへ
(逆引き)
大人びた風の校長は、まだ筋骨の
衰頽
(
おとろへ
)
を感ずる程の年頃でも無いが、妙に遊戯の嫌ひな人で、殊に若いものゝ好な庭球などゝ来ては、昔の東洋風の
軽蔑
(
けいべつ
)
を起すのが癖。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
衰頽(おとろへ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
おとろえ
(逆引き)
友達に別れると、
遽然
(
にわかに
)
相川は気の
衰頽
(
おとろえ
)
を感じた。和田倉橋から一つ橋の方へ、
内濠
(
うちぼり
)
に添うて
平坦
(
たいら
)
な
道路
(
みち
)
を帰って行った。
並木
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
衰頽(おとろえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
デジエネレエト
(逆引き)
目前の好景氣に浮調子となつた成金は、如何に頭腦の無い「實際家」の集團によつて國民が
衰頽
(
デジエネレエト
)
するかを知らないのである。
貝殻追放:007 愚者の鼻息
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
衰頽(デジエネレエト)の例文をもっと
(1作品)
見る
“衰頽”の意味
《名詞》
衰 頽(すいたい)
衰えて弱ること。すたれること。
(出典:Wiktionary)
衰
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
頽
漢検1級
部首:⾴
16画
“衰”で始まる語句
衰
衰弱
衰微
衰兆
衰残
衰勢
衰褪
衰亡
衰運
衰容
検索の候補
邦家衰頽
“衰頽”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
与謝野寛
作者不詳
直木三十五
水上滝太郎
南部修太郎
島崎藤村
柳宗悦
高村光雲
福沢諭吉