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輓回
ふりがな文庫
“輓回”の読み方と例文
読み方
割合
ばんかい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばんかい
(逆引き)
木彫りの世界はこういうあわれむべき有様でありましたので、私は、どうかしてこの
衰頽
(
すいたい
)
の状態を
輓回
(
ばんかい
)
したいものだと思い立ちました。
幕末維新懐古談:76 門人を置いたことについて
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
事態は急を要する、黒藤ら一味の謀略が完成するまえに、事を
輓回
(
ばんかい
)
しなければならない。十郎太はあせった、けれども菅田平野はおちついていた。
日日平安
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
これは今夜はじめて諸君にかぎり発表する最高の機密であるが、実は、わがイギリス軍は、
最早
(
もはや
)
如何
(
いかん
)
ともすべからざる
頽勢
(
たいせい
)
を一挙に
輓回
(
ばんかい
)
せんがために、ここに
極秘
(
ごくひ
)
の作戦を研究しようとしている。
独本土上陸作戦:――金博士シリーズ・3――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
輓回(ばんかい)の例文をもっと
(6作品)
見る
輓
漢検1級
部首:⾞
14画
回
常用漢字
小2
部首:⼞
6画
“輓”で始まる語句
輓近
輓
輓歌
輓詩
輓馬
輓子
輓今
輓牛
“輓回”のふりがなが多い著者
高村光雲
海野十三
山本周五郎