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鳶烏
ふりがな文庫
“鳶烏”の読み方と例文
読み方
割合
とびからす
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とびからす
(逆引き)
神職様
(
かんぬしさま
)
、おおせでっしゅ。——自動車に
轢
(
ひ
)
かれたほど、
身体
(
からだ
)
に
怪我
(
けが
)
はあるでしゅが、梅雨空を泳ぐなら、
鳶烏
(
とびからす
)
に負けんでしゅ。
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
野外
(
やぐわい
)
に
曝
(
さら
)
し
雨露
(
あめつゆ
)
に
打
(
うた
)
れて
鳶烏
(
とびからす
)
の
餌食
(
ゑじき
)
と成こと我が恥よりは
先祖
(
せんぞ
)
の
恥辱
(
ちじよく
)
なり
返
(
かへ
)
す/″\も
口惜
(
くちをし
)
き次第かな女房お
峰
(
みね
)
も
嘸
(
さぞ
)
や
悲
(
かなし
)
み
歎
(
なげ
)
くらんと五
臟
(
ざう
)
を
絞
(
しぼ
)
る血の涙に前後正體無りける
良
(
やゝ
)
有て心を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
鳶烏(とびからす)の例文をもっと
(2作品)
見る
鳶
漢検準1級
部首:⿃
14画
烏
漢検準1級
部首:⽕
10画
“鳶”で始まる語句
鳶
鳶色
鳶頭
鳶口
鳶尾
鳶尾草
鳶職
鳶人足
鳶七
鳶鷹
“鳶烏”のふりがなが多い著者
作者不詳
泉鏡花